年金生活に+3万円の運用を目標に、利回り3%以上の銘柄をIRBANKのデータを活用し、「金の卵を産む鶏」を日々探しています。これまで長期実績について高配当銘柄を調査してきましたが、ここ最近のデータをマネックス証券の銘柄スカウターで、深掘りして見ていきたいと思います。利回りも少し高いところを目指していきます。
KDDIの長期実績については、KDDIを分析してみましょう をご覧ください。
データはクリック拡大してどうぞ。
パーソナル事業以外の売り上げが、18%あるのは大きいと思います。業績推移はどちらも微増といったところでしょうか。パーソナル事業自体が急成長する時期は終わっているので、今後ビジネスの成長は必要不可欠と言えます。
海外事業でのデータはありません。
上にも下にもほぼ修正がなく順調に推移していますが、ここに来てエネルギー資源の高騰は本業にもビジネスにも影響があったようです。2023年は下方修正があるかもしれません。先読みで株価が下落しているようです。
減益でも連続増配と無理をしているようにも見えますが、配当性向は40%前半でまだ大丈夫のようです。
実績配当利回りは、市場全体からすれば高めですが、他のセクターと比較した場合、決して高配当というレベルではありません。個人投資家に人気が高いのは、優待があることと安定性だと思います。ディフェンシブな銘柄としての位置づけはまだ続きそうです。
株価は長期で右肩上がりに伸びており、予想PERときれいに連動して推移しています。投資家の注目度が現れるPERが株価を押し上げたようです。増収増益でここまで来ましたが、下落局面に入り今後は買い増しするにしても悩みそうです。
株価は下落局面に入っていますが、PBRから見ればまだ割高に映ります。
配当利回りが4%あたりの株価になれば買い増したいと思います。

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PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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KDDIの長期実績については、KDDIを分析してみましょう をご覧ください。
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日足チャート
第三四半期は、増収、4%の減益の決算発表でした。株価は下落局面で、さらに下げた感じです。利回りを考えれば、まだ少し物足りなさを感じます。
セグメント・海外構成
パーソナル事業以外の売り上げが、18%あるのは大きいと思います。業績推移はどちらも微増といったところでしょうか。パーソナル事業自体が急成長する時期は終わっているので、今後ビジネスの成長は必要不可欠と言えます。
海外事業でのデータはありません。
業績予想・修正
上にも下にもほぼ修正がなく順調に推移していますが、ここに来てエネルギー資源の高騰は本業にもビジネスにも影響があったようです。2023年は下方修正があるかもしれません。先読みで株価が下落しているようです。
配当・株主還元
減益でも連続増配と無理をしているようにも見えますが、配当性向は40%前半でまだ大丈夫のようです。
実績配当利回りは、市場全体からすれば高めですが、他のセクターと比較した場合、決して高配当というレベルではありません。個人投資家に人気が高いのは、優待があることと安定性だと思います。ディフェンシブな銘柄としての位置づけはまだ続きそうです。
株価指標
株価は長期で右肩上がりに伸びており、予想PERときれいに連動して推移しています。投資家の注目度が現れるPERが株価を押し上げたようです。増収増益でここまで来ましたが、下落局面に入り今後は買い増しするにしても悩みそうです。
株価は下落局面に入っていますが、PBRから見ればまだ割高に映ります。
配当利回りが4%あたりの株価になれば買い増したいと思います。

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参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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