年金生活に+3万円の運用を目標に、利回り3%以上の銘柄をIRBANKのデータを活用し、「金の卵を産む鶏」を日々探しています。これまで長期実績について高配当銘柄を調査してきましたが、ここ最近のデータも深掘りして見ていきたいと思います。利回りも少し高いところを目指していきます。

つるはHGの長期実績については、 ツルハホールディングスを分析してみましょう をご覧ください。


データはクリック拡大してどうぞ。





日足チャート


2023-01-20 日足チャート



ディフェンシブな銘柄とは思えない値動きですね。出来高も激しく動いています。16,780円の高値まで戻ることはないと思いますが、8,000円を割ることもないかもしれません。7,295円で取得できたのは、昨年で一番のヒットでした。新NISAでは、永久に保有したい銘柄です。他の銘柄もそうですが、特定口座から移行するタイミングを考えています。

セグメント・海外構成


単一事業なので、セグメント構成のデータはありません。

海外事業のデータはありません。

業績予想・修正


2023-01-20 業績予想修正


2021年までは、コロナ禍でも強いセグメントでしたが、2022年は予想と実績に大幅に開きが出ています。それでも、2023年は大幅な増配予定となっています。

配当・株主還元


2023-01-20 配当履歴


連続増配へのこだわりはないようですが、株主還元の意識は強いようです。配当性向にも余裕がありますし、優待まであるのは素晴らしいですね。


2023-01-20 配当実績


2023-01-20 実績配当利回り


2019年から株価が高騰し、最高値は16,780円を記録しました。配当利回りは下がりましたが、2022年までは人気が高かったようです。結果から見ると、株価と配当利回りの交差点の後は、大きく開いていることがわかります。どこまで上がるのか、どこまで下がるのか、終わってみないとわかりませんね。
とは言え、出来高が付いてきている銘柄だからこそで、下がり止まりの休眠株には注意しましょう。

株価指標


2023-01-20 予想PER

好調な時は、予想PERの上を株価が追従しているようです。2022年からは、逆転して大きく開いています。出来高が付いてきていることは必要条件ですが、まだ値上がりするかもしれません。一般的な15というラインは、正にという感じです。

2023-01-20 実績PBR


株価が上昇傾向にある時は、PBRの上を推移していることがわかります。開きが大きい程、上昇傾向が強く、期間も長いのかもしれません。リアルタイムではつかみようがないのですが・・・
センスのある方は、その辺を察知されるのかもしれません。


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参考資料


PER:株価収益率

PER=時価総額÷純利益   PER=株価÷一株当たり利益

予想PER(株価収益率)=株価÷1株当たり当期純利益予想

時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。

PBR:株価純資産倍率

PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)

PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。


ROE:自己資本利益率

ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本

自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。

ROA:総資産利益率

総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。

ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標

ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。

財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。

EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。

皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。



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