SRAホールディングスは「金の卵を産む鶏」なのでしょうか。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
独立系のシステム開発会社で、メインフレーム系・オープン系システムの受託開発、SI、オープンソースビジネス、システムやネットワークの運用・構築、システム販売を行っています。先端技術により金融・製造・組込・文教など幅広い分野で顧客システムの開発、構築・支援の実績があります。
安定した売り上げで、緩やかな成長が見られます。
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2020年の赤字計上が気になりますが、為替の変動による外貨建資産に関する為替差損 2.25億円を営業外費用に計上、有価証券の評価損として、 33.44億円を特別損失に計上、合計で 35億円もの損失を計上した結果です。海外資産を保有すれば、このリスクは常にあるのでしょう。その際も減配することなく、前年度配当を維持していることは評価するところです。


赤字転落後、すでに回復し右肩上がりで、時価総額も戻ってきました。


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は、微妙ですね。PBRは少し割高です。出来高も一時の勢いはありません。
株価は長期では右肩上がりです。投資家の注目度は今一つですが、株価はジワリ上昇傾向です。
高値掴みは避けたいところです。
配当性向が少し高めの時期がありましたが、少し落ち着いてきました。2014年に一度減配していますが、2010年の配当からは3.25倍になっています。株主還元の意志は強そうです。
株主優待の制度は、2013年までお米ギフト券がありましたが、残念ながら廃止されたようです。
配当権利確定月は、3月,9月です。

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PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
企業概要
独立系のシステム開発会社で、メインフレーム系・オープン系システムの受託開発、SI、オープンソースビジネス、システムやネットワークの運用・構築、システム販売を行っています。先端技術により金融・製造・組込・文教など幅広い分野で顧客システムの開発、構築・支援の実績があります。
ここ数年の業績
安定した売り上げで、緩やかな成長が見られます。
ROE・ROA
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2020年の赤字計上が気になりますが、為替の変動による外貨建資産に関する為替差損 2.25億円を営業外費用に計上、有価証券の評価損として、 33.44億円を特別損失に計上、合計で 35億円もの損失を計上した結果です。海外資産を保有すれば、このリスクは常にあるのでしょう。その際も減配することなく、前年度配当を維持していることは評価するところです。
EPS・時価総額


赤字転落後、すでに回復し右肩上がりで、時価総額も戻ってきました。
PER・PBRチャート


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は、微妙ですね。PBRは少し割高です。出来高も一時の勢いはありません。
ここ数年の株価
株価は長期では右肩上がりです。投資家の注目度は今一つですが、株価はジワリ上昇傾向です。
高値掴みは避けたいところです。
優待・配当
配当性向が少し高めの時期がありましたが、少し落ち着いてきました。2014年に一度減配していますが、2010年の配当からは3.25倍になっています。株主還元の意志は強そうです。
株主優待の制度は、2013年までお米ギフト券がありましたが、残念ながら廃止されたようです。
配当権利確定月は、3月,9月です。
銘柄スカウター最新データ
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参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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