東京エレクトロンは「金の卵を産む鶏」なのでしょうか。
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東京都港区赤坂に本社を置く電気機器メーカーで、半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ製造装置を開発・製造・販売しています。この分野でのシェアは国内首位、世界第4位となっています。TOPIX Core30(時価総額、流動性の特に高い30銘柄)構成銘柄の一つです。
右肩上がりの急成長です。そして、桁が一つ違います。売上高も1兆を超えてあっという間に2兆越えです。半導体不足が嘆かれる昨今、その製造設備の需要が高まってのこととは思いますが、恐ろしい数字です。
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2015年以降は、これらの指標も素晴らしい数字になっています。国内首位ということもあり、比較対象となる存在がありませんが、世界情勢を考えてもしばらくは問題ないと思います。


EPS、時価総額ともに、見たことがないような成長です。


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は、割高感が出ていますが、出来高を見ても投資家の注目度が高いようです。
右肩上がりに高騰後、少し下落してはいますが、単元株を取得するには400万円以上必要です。日々の値動きも数千円で、資金の乏しい我々は未満株を下落時に買い増すのが得策かと思います。
配当性向50%を維持しており、株主還元に極めて積極的です。高利回りとは言えない水準ですが、ここのところ株価も下落しており、利回りも3%を超えています。下落時には積極的に買い増していきたい銘柄です。
株主優待の制度はありません。配当権利確定月は、3月,9月です。

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PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
企業概要
東京都港区赤坂に本社を置く電気機器メーカーで、半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ製造装置を開発・製造・販売しています。この分野でのシェアは国内首位、世界第4位となっています。TOPIX Core30(時価総額、流動性の特に高い30銘柄)構成銘柄の一つです。
ここ数年の業績
右肩上がりの急成長です。そして、桁が一つ違います。売上高も1兆を超えてあっという間に2兆越えです。半導体不足が嘆かれる昨今、その製造設備の需要が高まってのこととは思いますが、恐ろしい数字です。
ROE・ROA
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2015年以降は、これらの指標も素晴らしい数字になっています。国内首位ということもあり、比較対象となる存在がありませんが、世界情勢を考えてもしばらくは問題ないと思います。
EPS・時価総額


EPS、時価総額ともに、見たことがないような成長です。
PER・PBRチャート


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は、割高感が出ていますが、出来高を見ても投資家の注目度が高いようです。
ここ数年の株価
右肩上がりに高騰後、少し下落してはいますが、単元株を取得するには400万円以上必要です。日々の値動きも数千円で、資金の乏しい我々は未満株を下落時に買い増すのが得策かと思います。
優待・配当
配当性向50%を維持しており、株主還元に極めて積極的です。高利回りとは言えない水準ですが、ここのところ株価も下落しており、利回りも3%を超えています。下落時には積極的に買い増していきたい銘柄です。
株主優待の制度はありません。配当権利確定月は、3月,9月です。

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参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。

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