エイジスは「金の卵を産む鶏」なのでしょうか。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
千葉市花見川区にある日本初の棚卸代行会社で、日本を中心にアジア7カ国にて流通小売業界の各種業務を請け負うアウトソーサーとして事業を行っています。東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。
コロナの影響はあるようですが、右肩上がりの成長と見ていいと思います。実地棚卸し代行ということで、顧客はスーパー、コンビニなどがシェア7割を占めます。企業向けの専門サービスなので需要は安定しているかもしれません。
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
減益となっているため、ROEも下がっています。まだ問題のある数字とは思いませんが、今後も減益がさらに進むようだと注意が必要です。


好調だったEPSも失速気味です。時価総額も株価の下落で大きく下がっています。


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は割安となっていますが、時価総額も下がっており、判断は分かれるところだと思います。高配当株の買い入れは、暴落時が基本ですが、増収増益ではなかなか暴落しません。
23年3月期の連結経常利益を従来予想の35.8億円から、27.9億円(前期は40.4億円)に22.1%下方修正があり、減益率が11.4%減→31.0%減に拡大する見通しとなりました。減益が続き、株価は大きく下落しています。世界的に物流が滞る事態で、コロナの影響もあるでしょう。まだ下がる可能性もありますが、2,000円を割った今がチャンスとも言えます。
現在、7期連続増配中です。株価も下落し、利回りも上がっています。配当性向も問題ありません。
更に株主優待の制度があるのはありがたいことです。
お米券 100株:3kg、1,000株:5kg、10,000株:10kg
配当権利確定月は、3月,(9月)です。(基本は年1回)
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
企業概要
千葉市花見川区にある日本初の棚卸代行会社で、日本を中心にアジア7カ国にて流通小売業界の各種業務を請け負うアウトソーサーとして事業を行っています。東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。
ここ数年の業績
コロナの影響はあるようですが、右肩上がりの成長と見ていいと思います。実地棚卸し代行ということで、顧客はスーパー、コンビニなどがシェア7割を占めます。企業向けの専門サービスなので需要は安定しているかもしれません。
ROE・ROA
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
減益となっているため、ROEも下がっています。まだ問題のある数字とは思いませんが、今後も減益がさらに進むようだと注意が必要です。
EPS・時価総額


好調だったEPSも失速気味です。時価総額も株価の下落で大きく下がっています。
PER・PBRチャート


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
これらの指標は割安となっていますが、時価総額も下がっており、判断は分かれるところだと思います。高配当株の買い入れは、暴落時が基本ですが、増収増益ではなかなか暴落しません。
ここ数年の株価
23年3月期の連結経常利益を従来予想の35.8億円から、27.9億円(前期は40.4億円)に22.1%下方修正があり、減益率が11.4%減→31.0%減に拡大する見通しとなりました。減益が続き、株価は大きく下落しています。世界的に物流が滞る事態で、コロナの影響もあるでしょう。まだ下がる可能性もありますが、2,000円を割った今がチャンスとも言えます。
優待・配当
現在、7期連続増配中です。株価も下落し、利回りも上がっています。配当性向も問題ありません。
更に株主優待の制度があるのはありがたいことです。
お米券 100株:3kg、1,000株:5kg、10,000株:10kg
配当権利確定月は、3月,(9月)です。(基本は年1回)
参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
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