タマホームは「金の卵を産む鶏」なのでしょうか。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
木造住宅の注文建築を行っている会社です。以前は、本社が福岡市にあったため、福岡県を中心に九州地方を基盤としていましたが、2004年6月に大阪本社(現・関西地区本部)、2005年6月に東京本社(現・本社)をそれぞれ開設し、本店登記も東京に移転した上で全国展開を図っています。
JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つです。
売上高は、右肩上がりに伸びています。


一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2015年~2016年と赤字を計上していますが、2014年に実施された消費増税前の駆け込み需要の反動減が長期化していたことと、見込んでいた駆け込み需要がなかったことが響いたようです。その後は、順調に回復しています。


プラスに転じてからは、EPSも順調に推移しています。株価も好調だったため、時価総額も伸びています。


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
ここ数年の株価が好調なわりには、PERが低めですね。PBRは割高感が出ています。
現在の株価では、手が出しづらいですね。チャンスはあったようですが、残念です。
2019年からは、高利回りを維持しています。配当性向も問題ない数字です。
株主優待の制度は、100株でQUOカード500円相当 (×年2回)です。株式継続保有期間3年以上で1,000円に昇格します。利回り、優待を含めれば、積水ハウス、大和ハウスを大きくリードしています。
配当権利確定月は、5月,(11月)の末日です。
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
企業概要
木造住宅の注文建築を行っている会社です。以前は、本社が福岡市にあったため、福岡県を中心に九州地方を基盤としていましたが、2004年6月に大阪本社(現・関西地区本部)、2005年6月に東京本社(現・本社)をそれぞれ開設し、本店登記も東京に移転した上で全国展開を図っています。
JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つです。
ここ数年の業績
売上高は、右肩上がりに伸びています。
ROE・ROA


一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
2015年~2016年と赤字を計上していますが、2014年に実施された消費増税前の駆け込み需要の反動減が長期化していたことと、見込んでいた駆け込み需要がなかったことが響いたようです。その後は、順調に回復しています。
EPS・時価総額


プラスに転じてからは、EPSも順調に推移しています。株価も好調だったため、時価総額も伸びています。
PER・PBRチャート


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
ここ数年の株価が好調なわりには、PERが低めですね。PBRは割高感が出ています。
ここ数年の株価
現在の株価では、手が出しづらいですね。チャンスはあったようですが、残念です。
優待・配当
2019年からは、高利回りを維持しています。配当性向も問題ない数字です。
株主優待の制度は、100株でQUOカード500円相当 (×年2回)です。株式継続保有期間3年以上で1,000円に昇格します。利回り、優待を含めれば、積水ハウス、大和ハウスを大きくリードしています。
配当権利確定月は、5月,(11月)の末日です。
参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
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