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データはクリック拡大してご覧ください。
東京都中央区に本社を置く豊田通商の連結子会社であり、サムスン電子の日本における販売代理店になります。サムスン電子は2017年には半導体売上高で世界一位となりました。特にDRAM、NANDFLASHを中心としたメモリー半導体では、長年の間世界トップのシェアを誇っています。メモリー半導体以外にも、現在注目されている有機EL、液晶パネル等でも、世界トップ水準のシェアを誇っています。現在はデジタル家電以外の分野での市場開拓に取り組んでおり、車載市場のマーケットからも大きな注目を集めています。
コロナの影響はあったようですが、売上高も右肩上がりに伸びています。特にここ数年の伸びが素晴らしいですね。各分野で資材の高騰が懸念されていますが、この業界はあらゆる分野で必要不可欠な存在に思えます。
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
ROAは少し物足りなさがあります。低迷ぎみの時期もありましたが、2020年あたりから急成長しています。コロナ禍でのこのROEは好材料と言えます。


EPSがすごいですね。株価も好調で時価総額も右肩上がりに伸びています。


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
PERの割安感が強いですね。PBRはここ最近の株価の高騰で1倍を超えました。
昨年あたりから好業績もあり、注目度が上がっているようです。株価も6,000円を超えたところから少し下げました。
ただいま7期連続増配中です。利回りも4%~5%を超えてきました。配当性向もまだ余裕があるようです。この利回りでさらに優待まであるのは驚きです。
200株以上は、3年連続継続保有でさらに追加贈呈があるようです。まさに大盤振る舞いですね。
配当権利確定月は、3月,9月です。(基本は年1回)
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
IRBANKのデータを活用し、分析してみましょう。
データはクリック拡大してご覧ください。
企業概要
東京都中央区に本社を置く豊田通商の連結子会社であり、サムスン電子の日本における販売代理店になります。サムスン電子は2017年には半導体売上高で世界一位となりました。特にDRAM、NANDFLASHを中心としたメモリー半導体では、長年の間世界トップのシェアを誇っています。メモリー半導体以外にも、現在注目されている有機EL、液晶パネル等でも、世界トップ水準のシェアを誇っています。現在はデジタル家電以外の分野での市場開拓に取り組んでおり、車載市場のマーケットからも大きな注目を集めています。
ここ数年の業績
コロナの影響はあったようですが、売上高も右肩上がりに伸びています。特にここ数年の伸びが素晴らしいですね。各分野で資材の高騰が懸念されていますが、この業界はあらゆる分野で必要不可欠な存在に思えます。
ROE・ROA
一般的に、ROEは10%以上、ROAは5%以上あれば良いと言われています。
ROAは少し物足りなさがあります。低迷ぎみの時期もありましたが、2020年あたりから急成長しています。コロナ禍でのこのROEは好材料と言えます。
EPS・時価総額


EPSがすごいですね。株価も好調で時価総額も右肩上がりに伸びています。
PER・PBRチャート


一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PBRは、割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。
PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになり、低いほうが割安です。
PERの割安感が強いですね。PBRはここ最近の株価の高騰で1倍を超えました。
ここ数年の株価
昨年あたりから好業績もあり、注目度が上がっているようです。株価も6,000円を超えたところから少し下げました。
優待・配当
ただいま7期連続増配中です。利回りも4%~5%を超えてきました。配当性向もまだ余裕があるようです。この利回りでさらに優待まであるのは驚きです。
- 100株以上200株未満・・・2,000円のギフト又はQUOカード
- 200株以上500株未満・・・3,000円のギフト又はQUOカード
- 500株以上5,000株未満・・5,000円のギフト又はQUOカード
- 5,000株以上 ・・・・・・10,000円のギフト又はQUOカード
200株以上は、3年連続継続保有でさらに追加贈呈があるようです。まさに大盤振る舞いですね。
配当権利確定月は、3月,9月です。(基本は年1回)
参考資料
PER:株価収益率
PER=時価総額÷純利益 PER=株価÷一株当たり利益
時価総額というのは企業規模を表す指標で、「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
一般的に上場企業の場合、PERの値は「15倍」がひとつの水準とされています。
PERが小さいほうが、株価は割安ということになります。しかし、PERが高いということは投資家がその企業の成長性に期待をしているということでもあり、株式市場におけるその企業の評価の高さを表している側面でもあります。PERに着目するときは、同業種のほかの企業の数値と比較することも必要です。PERがマイナスになるのは、純利益がマイナス、つまり損失が出ていることが原因です。割安ということではありません。
PBR:株価純資産倍率
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
PBR(株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産(BPS)
PBRは、企業の純資産から見た株価やM&Aの算定価格が割高なのか割安なのかをはかるものさし、いわゆる投資指標として使われます。PBRが1倍であれば解散価値と株価が同じ水準ということになります。低いほうが割安です。
ROE:自己資本利益率
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE = 当期純利益 / 売上高 × 売上高 / 総資産 × 総資産 / 自己資本
自己資本からどれだけ利益が出たのか、自己資本に限定した経営効率の程度が分かります。
ROA:総資産利益率
総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標です。
ROA:総資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを示した指標
ROE:株主から集めた自己資本をもとにどれだけ儲けたかを示した指標
ということになります。
ROAは、自己資本だけでなく金融機関から借り入れた負債(他人資本)も含めた調達金額(総資産)をどの程度効率的に運用できたかを示す指標なので、株主目線ではなく「会社全体としての」投資効率を示す指標であると言えます。
財務指標として活用されるROE・ROAは、一般的に値が高いほど企業の評価も高いことになります。
逆に考えれば、ROEやROAの評価が低いと企業が十分に収益を上げていないと考えられ、企業価値の低下が予想されるということです。
EPS:1株当たりの当期純利益
EPS=当期純利益 ÷ 発行済株式総数
EPSは値が大きければ大きいほど企業の収益は高いことを示します。EPSを見ることで、当期の状況を把握することができます。また、その推移を見ることで会社の収益が好調であったかがわかり、今後の企業の成長見込みを判断する一つの材料になります。
皆さんおっしゃるように、投資は自己責任です。取り上げた銘柄も推奨するものではありません。
興味を持たれた方は、あらためて最新のデータをご自分で調査願います。
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